ここ飯田市では、来月末にお練まつりが行われます。これは7年に1度だけの大きなお祭です。
http://oneri.iidacci.org/guide/
7年に1度というと、諏訪の御柱が有名ですね。
飯田も諏訪大社系列の外縣(そとあがた)大宮諏訪神社が在りその式年大祭に行われるお祭り、と言う事で諏訪の御柱と同じ申年と寅年に行われます。
飯田下伊那各地から47団体が参加し、それぞれが色々な出し物を披露します。
中でも見逃せないのは、『大名行列』と『東野の大獅子』です!
昨日ですが、その『東野の大獅子』についての説明会が東野公民館で行われました。
これは、獅子に参加する方たちが持つ小物入れでしょうか?会場に展示されていました。
会場には大勢の方が集まりました。
美術博物館学芸員の桜井先生が、お練まつりと獅子舞の歴史と東野の大獅子に付いて説明してくださいました。
お練りまつりの歴史は古く、江戸時代脇坂安元公が飯田城主になってからの1652年に始まったそうです。
その当時は「三月朔日祭礼」として3月1日に行われたとの事。
獅子舞を最初に始めたのは、松尾町一丁目の松一獅子。
此処には伊勢から移住してきた人が多くいて、伊勢流獅子舞が伝わっていたようです。
東野の大獅子はこれとは別で、高森の瑠璃寺を源流とするそうです。始まったのは明治35年。それが今のような形になってきたのは飯田市の大火後、昭和25年のお練りまつりからの様です。
もうお一人、東野大獅子保存会の菅沼さんが獅子舞の昔話などを語ってくれました。
その獅子頭ですが、今は中央通りに設置されたお練りサロンに展示されています。
隣にあるのは獅子を操る宇天王(うてんおう)の面。これと比べると其の大きさが分かります。
この他にも、昔の貴重な写真等が展示されています。一見の価値アリですよ^^
飯田のお練まつりは、3/25~27です。是非皆さんもお越しください^^
(2/11 撮 ナビ記者2)