南信州日記

【ナビ記者通信】桜情報 ⑤

作成日:2025年4月27日

今咲いている桜と言えば、ほぼ八重桜になりますね。という事で龍江の八重桜街道へ。一見よさげに見えますが、見頃のピークは過ぎていました。

それでもピークに近いこの桜は、普賢像。何故この名になったのでしょう。

鎌倉の普賢菩薩が安置されていたお堂にあったサクラの名木を「普賢堂」と呼んだのが始まり。また緑化した2本の雌しべが像の牙に似ているので、普賢像となった様です。右の白い花が分かりやすいですね。

大宮の桜並木ほぼ終わりましたが、歩道側に八重桜が咲いています。

ネームプレートを見ると、コマツナギとあります。

阿智村にある駒つなぎの桜から、苗木を作って植えた様ですね。此処は近付いてアップの写真が撮れます。

すぐ隣に開山(かんざん) が咲いています。

桜茶に使われる桜は、殆どがこの関山だそうです。

個人的に育てている桜は関山でしょうかね。こちらは白山町の駐車場にある桜。関山かも。

こちらも個人宅の桜ですが、関山ではなさそうですね。正永寺桜の近くの家です。

 

花の付き方から、八重紅虎の尾 かと思われます。

 

正永寺桜はこの近くにあります。石垣に案内板が。

遠目からは良さそうに見えたのですが・・・

近くで見ると葉が出ていて、ピークは過ぎていますね。

画面奥に見えているのは、先程の八重紅虎の尾 かもと言った桜です。近いのです。

説明板にある様に、これは此処だけの固有種なのです。場所は西中の近くで正永町です。

確かに花弁が多い桜ですね。樹齢はよく分かりません。命名された頃とほとんど同じ大きさの樹だそうです。

中央公園へ移ります。昔は谷川公園と言っていた所です。八重桜が2種類あります。2本並んでド~ンと構えているのはうこん桜です。

咲き始めは黄色っぽいのですが、徐々に色が変わって散り際は赤っぽくなるようです。もうそろそろ散る頃ですね。

もう一本は天の川という八重桜です。中央通りから下った直ぐのバス停の横に在ります。

公園内から見ると、滑り台の奥にあります。もう少し内側に植えてくれれば良かったのに、と思ってしまいますね。

この特徴は、花が上向きに咲くのです。

下向きにはならないのです。

枝も横に広がらず、上へ上へと伸びて行きます。

公園の中央にはすっと伸びた「あすなろ」が。右に「うこん桜」左側に「天の川」と言った配置になっています。

今年のさくら情報もこれが最後ですね。

 

(4/24~26 撮  ナビ記者①)

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