お練りまつりは盛大な盛り上がりをみせ、27日に終了しました。
全日好天に恵まれたことも幸いし、3日間の来場者数は35万人。過去最多だそうです。
47団体が参加し、伝統の技や舞を熱演しました。
東野大獅子と並び柱になっているのは大名行列。行く先々で大勢の観客を集めました。
人人人で、撮影も大変なのです^^;
先頭で化粧傘の所作を行うのはこの方、宮下さん。ポスター等でよく見るお顔ですね。
記念写真を求められると、少々はにかみながらも快く応じていました。
えーはりわさ~とーな~(威張業途也)化粧傘のこの掛け声で、大名行列が始まります。
えーこれわさ~とーなー(威是業途也)と次の先箱が続きます。
大名行列は大変長い行列です。先頭は交差点のすぐ手前・・・
最後尾のすぐ後ろは、次の信号になります。
峯高寺での演舞は列を折りたたんでの披露となりました。
これはこれで、観客にとっては全体が見やすくて良いかもしれませんね^^
全体での演舞の後、各パートごとの所作も披露されます。
こちらの槍は蓬莱大鳥毛。重さ25Kg 程だそうで持ち上げるのも大変。ベテランの技が光ります。
先箱は2人の呼吸が合わないと様になりません。二つの箱の間に紙を挟んでも落ないそうです。
二人が一体となった息のあった所作が見ものです。
草履取りは、草履を高く投げて受け止めます。その高さが見もの。
傘も高く投げて受け止めたり、左右から肩越しに回したり・・・観客の掛け声に乗って何回も^^
今回で3度目の化粧傘を務めた宮下さん。これで引退し後進に道を譲るそうです。
大名行列の花形とも言える化粧傘。この晴れ姿も今回が見納めかもしれませんね。
行列に使われている諸道具ですが、殆どが実際に使われていた本物です。
でも飯田藩の物ではありません。飯田出身の勤皇の志士薄井竜之氏の人力のよるもの。明治維新、東京警邏隊長の任に就いていた薄井氏は、郷里から相談を受け様々な大名屋敷と交渉。道具を譲り受ける事ができました。
その功績を称え、菩提寺である長源寺に顕彰碑が建てられています。
お練りまつりに参加したのは47団体。でも未だ二つしか紹介していません^^;
続いて撮影してある団体を紹介していきますが、一気にと言う訳にも行きません。
当然ですが、撮れていない団体もあります。と言う事で・・・つづく
(3/26・27 撮 ナビ記者2)