南信州日記

【ナビ記者通信】下清内路の手作り花火

作成日:2023年10月17日

11/14(土)手作り花火で有名な下清内路の花火に行って来ました。ここの花火はなかなか見られないのですが、今回は観光ガイド会メンバーの方の案内で間近な所から見る事が出来ました。

奉納花火なので、神社の境内で行われます。


ここの花火は仕掛け花火がメイン。仕掛け花火の櫓は3台準備中。花火は住民の皆さんによる、手作りなのです。
昔はどこの市町村でも、花火は住民の手作り。それが今でも続いているのは、長野県内では清内路だけです。

仕掛け花火のセット等のきおいが到着。奉納されます。

続いて清内路小学校の皆さんで、花火太鼓の披露。花火の始まりです。先ずは普通の打ち上げ花火から。いよいよ仕掛け花火なのですが、準備のため時間が掛かります。
最初の仕掛けに点火。奥の櫓で、ヒューと言う音と共に火花が回転。続いてその隣へ。導火線で火が飛びます。更に火は目の前の仕掛け櫓に。暫く間が空いて、次は大三国に点火。筒の中の火薬で色が変わっていきます。下では若衆が火の粉を浴びながらヨイサ・ヨイサ。一回終わると次をセッティング。花火も上がりますが、間が長いのです。次の仕掛けが始まりました。円盤と傘が、方向を変えながら回転します。この場所からだと辛いものがありますね。次は目の前の仕掛けへ。建神社と読めますね。写真では分かり難いと思いますが、2つの円盤が縦回転しています。その建神社にも火が入り、今度は横回転も。次は奥の仕掛けです。この位置からはちょっと残念。今度は目の前に設置された仕掛け。ピカチューの絵が描いてあるようです。これが消えると、3ヶ所の仕掛け櫓に導火線の火が走ります。3ヵ所同時点火です。手前の櫓には女性らしき姿が!分かりますか?勇ましい勇ましい方ですね。写真はクリックで大きくなります。待つ事暫し。いよいよ最後の大三国です。導火線の火が境内を一周して点火。点火迄の仕掛けも凝っていますね。大三国は勢いを変え、色を変え。最後は大爆発。

花火は19時スタートで、終了は22時前頃。帰宅は23時頃でした。

初めて見ましたが、手作り感満載と言う素朴な奉納花火でした。良い物を見させてもらいました。

(10/14 撮 ナビ記者1)

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