【ナビ記者通信】竹田扇之介さんが亡くなりました

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操り人形の「竹田人形座」。その最後の座長となった竹田扇之助(本名:石鍋昌男)さんは、先月(2020年11月)29日にお亡くなりになりました。90歳でした。出身は喬木村です。

氏の活動は国内にとどまらず、海外公演を通して日本の人形劇を世界に知らしめた方です。
平成2年に故郷に戻り、実際の人形やコレクションを飯田市に寄贈。飯田市は「人形劇のまち」としても知られています。そこに何かの縁を感じたのでしょうね。
それを受けて飯田市は、座光寺小学校跡地に「竹田扇之助記念国際糸操り人形館」を設けました。


人形劇の多くは、NHKで放送されています。
『雪ん子』(文部省芸術祭奨励賞他)
『つるの笛』(文部省芸術祭優秀賞)
『テレビ・黒姫物語』(NHK教育局長賞、ミュンヘン国際テレビ青年賞等)
等ですね。

 

展示棟のメインホ-ルは東京・竹の塚にあった竹田人形座の舞台を再現し、座を代表する『ゆきんこ』の人形がステ-ジ上に展示されています。

もう少し寄ってみましょう。

メインホールを取り巻く様に展示室が設けられ、実際の人形を間近でご覧戴けます。多くの人形作りを手掛けた故 竹田喜之助氏は、東大工学部機械工学科卒。繊細な動きを可能にし、喜之助人形として高い評価を受けています。
また作品としての人形劇は展示コーナーのビデオで見る事が出来ます。

糸操り人形は、竹田人形座の指導を受けた「竹の子会」の皆さんによって継承されています。使う人形は皆さんの手作りによる物です。操りだけでなく人形作りの技術も受け継いでいるんですね。代表の人形師 水上隆さんは、此方の職員でもあります。約10年間、直接 扇之介さんの指導を受けているとの事です。

数人で予約して頂ければ、人形劇の上演や体験教室などにも対応できますとの事。

予約の申し込み、お問い合わせは「竹田扇之助記念国際糸操り人形館」へ!
Tel 0265-23-4222 (月曜日は休館)   入館料400円(団体300円)・・・子供は半額!

また、12月9日から1月9日の期間は、記帳台が設けられ生前の姿を偲ぶ展示が行われる事となりました。その間は入館料が無料となります。

恒例の「初春を寿ぐ竹田人形館」と銘打った人形劇団の上演会は、計画通り挙行されます。
扇之助師匠が人形劇に生涯をささげた方だったという事で、人形劇が何よりの供養となるでしょう。

(写真と文 ナビ記者)

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