南信州日記

【ナビ記者通信】七久里神社秋季祭典(裸祭り)

作成日:2019年10月1日

9/28 は山本の七久里神社でお祭りがありました。七久里神社秋季祭典です。提灯が道を作っている参道には、出番待ちの氏子衆が並んでいます。

花火も上がります。

境内の神殿前では、順番で氏子衆が練り込み桶振りの舞を奉納します。別名「裸祭り」とも言われていますが、褌一丁の裸ではありません。女性が目のやり場に困る・・・なんて事はありませんね^^

桶振りの舞は神殿内でも行います。

地域の氏子衆がお参りをします。

お参りの後は、三国花火の下で桶振りです。桶をしっかり振っていないと、火の粉で火傷しちゃいそうですね^^;

これを7つの地区が順番に行うので、時間が掛かります。合間に花火も上がります。

待つ事暫し、次の地区の三国花火が点火されました。

火の粉の下で次の若者が桶振りです。

三国の周りには桶振り以外にも旗振りや、玉箱、提灯持ちが付きます。桶振りも周りを練り歩くので、シャッターチャンスは難しいものがあります^^;

ここにずっと居ると、神殿での桶振りやお参りが撮れません。場所を移動、再び神殿の方へ!次に練り込んできた桶振りです。

桶振り後にホッと一息。この表情が良いですね^^

次の組が練り込んで来ました。

この方が最後の様です。

しめ縄で飾り付けられたこの桶ですが、重さはどの位か気になりますね。15~20Kg だそうです。結構ありますね。これを腰の辺りから頭上まで振り上げるのです。その動作中にシャッターを切ってみました。1/10秒でこれだけ動いています。

今度は二人一緒にお参り。2組一緒なのか、この地区は二人だったのか?揃って宮司さんのお祓いを受けます。

お参りの後は、三国花火の下へ!奥に仕掛け花火の櫓が見えます。

 

いよいよクライマックスへ!仕掛け花火に点火、「祝祭典」の文字が浮かび上がります。

花火が上がって、今度は矢車に点火!オヤ、上手く回ったのは真ん中だけ^^;

再び花火が上がると、今度は櫓に仕掛けられた三国に点火!

この下で全ての桶振り衆7人が舞を披露しているのですが、旗振り衆が多過ぎて良く見えません。。。やがて大きく爆発して仕掛けは終了。

これで終わり・・・と言う訳ではありません。暫く間が開きましたが、最後の連合大三国に点火!この日一番大きな三国花火です。

7人の桶振り衆もこの下に移動しています。

大勢の旗振り衆も移動して旗を振り回します。

旗を振り降ろしたタイミングを狙うのですが、旗振りのリズムは人それぞれ^^;桶振りの撮影は難しい。

約5分間の連合大三国もドーンと弾けて全て終了!終わったのは21:50 頃でした。

桶振りは各地区から1名出て来ます。7地区なので7人です。以前は24歳の年男の役目でした。しかしこれに拘っていると近年は祭りが成り立たなくなってしまいます。今は年齢関係なし。昔なら一生に一度だけのお役目でしたが、今は何回も経験している人も少なくない様です。南信州一番の奇祭、と言えそうなお祭りです。

(9/28 撮 ナビ記者)