今、全国各地の多くの城では「御城印」が制作・販売されるなど「御城印ブーム」が起きています。座光寺地域自治会では、この流れに沿って座光寺にあります戦国時代の山城「南本城城跡」の「御城印」を制作し、販売を開始しました。
南本城跡は、伊那谷でも他に例のない複雑な縄張がほとんど完全に残された城郭であり、戦国時代の動乱を現在に伝える貴重な遺跡として長野県史跡に指定されています。
是非、この機会に、この戦国の山城の姿をそのまま残す貴重な「南本城跡」を訪れて「南本城 御城印」をゲットしてみてはいかがでしょうか!
御城印の金額:1枚300円
御城印のサイズと紙質:はがきサイズ・上質紙
御城印の内容
・「南本城」をはじめ御城印の文字の揮毫は、地元在住の書家・金田成仁さんに依頼しました。また「信州飯田座光寺麻績之里」の落款は、金田成仁さんの「篆書(てんしょ)」です。
・「御城印」には、座光寺地域にゆかりのある在地の領主・座光寺氏の家紋「丸に違い鷹の羽」があしらわれています。
販売開始:令和6年7月23日(火)~
販売場所:飯田市役所 座光寺自治振興センター窓口(長野県飯田市座光寺2535)
販売日時:同センターの業務時間(平日の午前8時30分~午後5時15分)
*但し、祝祭日、年末年始は除きます。
*なお、御城印の郵送やインターネット等による販売は行ないません。
南本城城跡の概要
・飯田市座光寺地区の段丘先端に、並木沢川を挟んで北に位置する城跡を「北本城城跡」、
南に位置する城跡を「南本城城跡」と呼び、古来両者を合わせて「上野城」または「本城」と呼んできました。1981年(昭和56年)、北本城城跡に座光寺小学校を建設するにあたり城郭調査がなされ、北本城は城主が居住する居館的平山城、南本城は軍事的で防御専一に造られた山城であることなど、城跡の様相が明らかになりました。
・2013年(平成25年)、南本城城跡は伊那谷でも例を見ない複雑な縄張りがほとんど完全に残された城郭であり、戦国の動乱を現在に伝える貴重な遺跡として「長野県史跡」に指定されています。
・南本城の築城者と築城年については、史料がほとんど残されておらず謎に包まれていますが、在地の領主である座光寺氏が築いたと推定されています。しかし、遺構の規模、複雑な縄張りから考えて、座光寺氏単独でこのような城の普請をしたとは考えにくく、熾烈な戦国大名間の抗争の中で、より大きな勢力の手が加わっていた可能性が指摘されています。
お問合せ先
座光寺地域自治会
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T E L:0265-22-1401