【ナビ記者通信】ひさかた和紙の里

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久しぶりの更新ですね。コロナ禍で祭りやイベントがことごとく中止。ネタが無くなってしまったんでね~^^;

ところで、皆さんは紙漉き(カミスキ)ってした事ありますか?飯田にはそれが体験できる所があります。今回 たまたまお誘いがあって研修に参加してきました。参加者は20名ほど。
場所は下久堅ふれあい交流館。昨年出来た比較的新しい施設です。此処にある「ひさかた和紙の里」で紙漉き体験ができます。下久堅小学校の卒業証書は、此処で生徒が漉いた紙との事です。

担当の方達から挨拶とこれからの予定説明がありました。

最初に材料の紹介。和紙の主な材料は楮(コウゾ)です。今年植えたばかりという楮畑へ。係の原さんによると、楮はとても強い植物で、昔はその辺の土手などに自生していた。更に遠山等から購入もしていたので、紙の材料は豊富にあったとの事です。

これは間もなく収穫するという事です。木を切るのですが、そこからまた芽が出て年々大きくなる。3年もの位が使いやすいそうです。

こちらは材料にトロミをつけるためのトロロアオイ。使うのは花ではなく根の部分。花は食べられます。サラダ、天ぷら、酢の物などがお勧めとの事。
楮の繊維を水中に程よく分散させるにはトロミが必要で、この根がちょうど良いのです。

和紙の里に戻って、座学と体験実習になります。

座学です。講師は先ほどの原さん。飯田の和紙の始まりと衰退。下久堅で和紙の生産が盛んにおこなわれた理由等、歴史的な説明もありました。南向きの斜面が楮栽培むき、水が良質等紙作りに適した条件がそろって、農閑期の副業として盛んだったそうです。ただ手間がかかる割には収入が少ないので、だんだん衰退してしまったとの事です。

楮は切ってから皮を剥ぎます。更に外側の黒皮をむくと、白い所が出てきます。これが材料になる訳ですが大変な作業です。でもやっていると面白くなってハマります^^ 原さんは紙作りが本当に好きなようです。

さて、紙すきの実習です。全体の流れを説明。2か所あるので2班に分かれて・・・

先ずはお手本を!

此処では水分を吸い取ります。装置や道具は皆さんの手作り。この吸引器も掃除機を使って作った物。

ではやってみんしゃい!液をすくったら前後に傾けて水を枠の外へ。楮の繊維を残します。

吸引して水分を抜いて、次は乾燥機に張り付け。係の方がサポートしてくれます。

昔はこういう物は無かったから、外で天日干し。1週間くらい掛かったかな。それじゃ作っても持って帰れないからね~!色々考えて作ったとの事です。

私がすいた和紙。サイズはA3がとれる大きさ。一見上出来にも見えますが、透かして見ると繊維が偏っています^^;ちゃんとした紙を作るには、慣れによる技術が必要です。

皆さん自作の和紙を手に、お別れの挨拶。係の方たちはバスが出るまで見送ってくれました。

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ひさかた和紙の紙漉き体験は、あらかじめ申し込みが必要です。いきなり行って、これからやりたいと言っても無理というもの。人数も、ある程度まとまった方が望ましいですね。料金は季節や人数で変わるようです。問い合わせは下久堅公民館(電話0265・29・8001)へ。

(10/4 撮 ナビ記者)

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