【飯田市内発着】漂泊の俳人・井上井月と天竜川のかっぱ伝説を追う(9/24)

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~南信州こだわりの旅~

地元ガイドがご案内致しますので、知っているようで知らなかった南信州の魅力を発見できます!

井上井月は、越後長岡に生まれ、幕末・明治の30年間、伊那谷に放浪の軌跡を残しました。芥川龍之介が絶賛し、その生き様に憧れた種田山頭火が山口県から伊那谷まで井月の墓参りに訪れたことでも知られます。井月が主に活動の拠点とし、また終焉の地でもある上伊那を訪ねます。また高遠藩の川奉行を務めた中村家と「おもしろかっぱ館」では天竜川の「かっぱ伝説」を探ります。


~伊那市創造館(井月展示室を見学)~
上伊那に多くの足跡を残した井上井月ゆかりの地を訪ねるにあたり、まずは伊那市創造館の「井月展示室」を訪ね、井上井月の真筆や貴重な資料をご覧いただきます。


~井上井月の墓にお参り(伊那市美篶)~
井上井月は、幕末・明治の30年間、伊那谷に放浪の軌跡を残しましたが、明治20年、南・中央の両アルプスを望む現在の伊那市美篶末広の地で眠るように往生を遂げたと伝わります。


~六道の堤付近の井月句碑を訪ねる(伊那市美篶)~
春には見事な桜が咲き誇り多くの方が訪れる「六道の堤」。この堤の堤防上や近くの田んぼの畦に佇む井月の句碑を訪ねます。種田山頭火は、井月の生き方に憧れ、山口県からはるばる井月の墓参りに訪れましたが、その山頭火と井月の句碑が並んで佇んでいます。


~火山峠(ひやまとうげ)の井月句碑~
高遠から伊那市富県を南下すると「火山峠(ひやまとうげ)」に出ます。この峠には、「火山峠芭蕉の松」と呼ばれる老赤松があり、井月が生涯尊敬し続けた芭蕉と井月の句碑を並んで見ることができます。


~中村家(高遠藩川奉行)の井月句碑と「かっぱの妙薬」~
東伊那は、井月が足繫く通った場所で、江戸時代に高遠藩の川奉行を務めた中村家があります。井月と親交が深く句碑もあり、また天竜川のかっぱから教わったという「かっぱの妙薬」を全国に売りさばいたことでも知られます。


~おもしろかっぱ館(駒ケ根市中沢)~
川奉行の中村新六が天竜川のかっぱから教わったと伝わる「かっぱの妙薬」に因んで、かっぱを素材にした博物館で、「かっぱの妙薬」に関する資料や「黄桜」CMでもお馴染みの小島功氏の原画を展示しています。


~下島勲(空谷)宅と空谷の墓(駒ケ根市中沢)~
少年の頃の井上井月とのあるエピソードを繊細に記憶した下島勲(空谷)は、東京にて開業し、あの芥川龍之介の主治医を務めました。その関係から龍之介は井上井月の俳句と書の素晴らしさに感銘を受けたと伝えられます。

詳細パンフレットはこちらです。

 

行 程
りんごの里(8:00)→伊那市創造館(井月の真筆観賞)→井上井月の墓(伊那市美篶)→六道の堤付近(井月・山頭火句碑)→高遠さくらホテル「エレガンテランチ」→火山峠→中村家(高遠藩川奉行の旧家)→おもしろかっぱ館(かっぱの妙薬と「黄桜」CMの漫画家・小島功氏原画)→下島勲(空谷)宅(芥川龍之介の主治医。龍之介と井月を繋げる人物)→りんごの里(17:45)

日 時
2023年9月24日(日) りんごの里発着 日帰り 

旅行代金
16,500円(お一人様・税込)

定 員
20名 (最少催行人員10名) 小型バス利用
※申し込み多数の場合は、先着順とさせていただきます。

お申込み
令和5年9月7日(木)までに、南信州観光公社のFAX・ホームページからお申込みください。
 
お問い合わせ
㈱南信州観光公社
住所:長野県飯田市育良町1-2-1(りんごの里内)
TEL:0265-28-1747
FAX:0265-28-1748
H P:https://www.mstb.jp//

 

 

 

■旅行代金 りんごの里発着 料金 16,500円(税込)

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